こんにちは、佐伯です。
また上昇してきて、結局また27,500円に戻ってしまいました。
3月限のSQまで残り9営業日ですが、ここから27,000円を大きく割ってくることはなさそうと判断し、基本ポジションをスクエアに仕上げました。
【3月限FSP寄付き前ポジション】
C29000(@45) -7
P25000(@25) -20
【3月限1セット目寄付き前ポジション】
C27500(@515) -1
P27500 (@630) +1
C27000(@405) +1
P25500(@115) -1
合成損益:
上昇時最小損益(SQ27000-29000) +194万円
下落時最大利益(SQ25000-25500) +344万円
(単位:万円、右端が合成損益)
1セット目ポジション移動
P25500(@115→7) +1 決済損益+108,000円
P27000(@74) -1
1セット目累計決済損益▲237,000円
【3月限FSP最終ポジション】
C29000(@45) -7
P25000(@25) -20
【3月限1セット目最終ポジション】
C27500(@515) -1
P27500 (@630) +1
C27000(@405) +1
P27000(@74) -1
合成損益:
最終損益(SQ25000-29000) +201万円
(単位:万円、右端が合成損益)
こちらも前回に引き続きマニュアル「アドバンストレード基本5戦略その4」にある通りの仕上げとなりました。
最後の最後で、この「スクエア」という動きができるかどうかで、ノーリスクで数万~十数万を積みますかどうかが変わってきます。
知っていれば、「必ず最後には数万円の積み増しができる」前提で損益を把握することが可能になります。
このスクエアは行うタイミングがもちろんあります。早すぎれば利益を取りこぼし、遅すぎれば積み増し額がほぼゼロとなります。
今月は最後に+7万円を積み増して終了しました。必ず毎月平均で7万円積みます技術があれば、それは年間で84万円となります。
ここで、資金がそこそこあるのに、オプションで思うように利益が伸びない(月収益20-30万円で止まる)典型的なパターンは、とにかく期先の遠い売り(FSP)を繰り返すだけの場合です。
現在の停滞相場では確かにそれでも利益が取れますが、今月のように27500からほぼ動かないと言うのは途方もない停滞相場であるという認識が必要です。
FSPだけを行うトレーダーは、先週のように500円下落しただけで、証拠金の膨らみを目の当たりにし、あたふたすることになります。そして「ここからさらに500円、1000円下落したらどうしよう」と想定し、ポジションを切ることになります。
資金が例え2000万-3000万円程度あったとしても、これでは継続的に月収100万円を突破することはかなり難しくなります。
オプションの売りだけを大量に持ち続ける戦略で永遠に勝てるのならば誰もがそうするわけで、金融工学的、統計的にはそうではないということを理解しなければなりません。
資金の多寡に関わらず、長期的に、安定的に、そして永遠にこのゲームで勝ち続けることを目指すのであれば、買い玉の保有と動かし方、ノーリスクにするポジション移動などの技術をどこかで必ず身に着ける必要があります。
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