こんにちは、佐伯です。
やっと長い4月限が終わりました。
最後の最後で一段の上昇となり、SQ値は28,519円
ただ、最終ポジションは25,500~29,000円の間で動かないので、前回投稿から変更なしで終了です。
【4月限FSP最終ポジション】
C29000(@28) -12
P26500(@17) -11
【4月限1セット目最終ポジション】
C27500(@470) -1
P27500 (@750) +1
C26500(@760) +1
P26500(@27) -1
最終損益(SQ28,519円) +151万円
(単位:万円、右端が合成損益)
前回から動かしていないので、今回に限った大きなポイントはありませんが、今月は打つ手全てが、「結果として」裏目に出た1ヶ月でした。
4月限は5週間ある中で、最初の週で2000円超の暴落。そこで暴落対応のポジションに大きく変更してリスクを暴落から暴騰に移した瞬間の2000円超の暴騰となりました。
過去数ヶ月の平均月収益が約200万円、今月は+151万円と50万円減少しましたが、これは主に相場急落時のP24500の決済損失と、基本ポジションのフタを外したことが要因です。
ただ、裏を返せば、ここまで相場が変動して、打つ手が裏目に出たとしてもしっかり+150万円超えとなったわけで、その理由は三つです。
一つ目は、単なる損切りは一切行わなかったことです。例えばP24500やC28500を切った時は、全て「遠くに飛ばす、プットからコールに飛ばす、さらにそれでも間に合わないと期先に飛ばす」などで、できるだけ損失をカバーしていきました。これを行わず単なる損切りだと利益は100万円を大きく割ったはずです。
二つ目は、相場が上昇に転じた時に、プットの回転を躊躇せずに行ったことです。初期に急落を食らってP24500を切ったのですが、相場が上昇に転じると、P24500は随時利確して上に回転をかけて、最終的にはP26500まで売り上りました。ここでも着実に利益を積み上げています。
暴落を経験すると、この回転ができずに、ずっと遠くのプットのままでいる方が多いと思いますが、それでは「時間的価値」を取り切ることができず、長期的には利益が延びません。
利益の源泉はリスクです。怖がって小さなポジションを遠くに立ててぼうっとしているだけでは利益は取れず、従い利益の累積がなく、結果として、数年に一度の暴落時にドカンとやられ退場することになります。
三つ目は言わずもがな基本ポジションの存在です。これがあることで、エクセル上で「どこまで下落したらどう動く」というのがかなり明確にシミュレーションできています。
相場急変時には当然それに対応するのですが、今回のようにさらに急変して裏目に出ることは多々あります。それでも爆損をせずに少しでも利益を残せば、長期的に利益をとり続けることができると思います。
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