成功するために、失敗体験は必要か?

人生論/ビジネス論

こんにちは、佐伯です。

今回の記事は次のような疑問を持つ方向けに書いています。

投資でもトレードでも成功するためには、最初に失敗経験が必要?

失敗を乗り越えて、その経験を糧に成功するのか?

なぜ、多くの世の中の成功者は、失敗を乗り越えた経験を語るのか?

これは、私が常々思っていることでした。不動産投資コンサルでもトレードスクールでも、情報商材でもまるでワンパターンのように、投資で失敗してどん底を経験した、自己流のトレードで○○千万円失ったなどの話が出てきます。

投資やトレードは怖いものでないかと、不安になりますよね?

安心してください。

今回は、「成功するためには、失敗の経験など一切不要」との話をいたします。

知っている方も多くいると思いますが、「集客」をするための手法で、「Low to High」というものがあります。

自分は底辺であえいでいたが、この手法・投資案件に出会い、今はこんなに金持ちで幸せですよ、というメッセージを発して、共感を誘い販売に繋げるというものです。

自分自身は、集客の塾にも通っていましたし、実際に集客のコンサルも多くやっていたので、この辺りは熟知しています。確かに強力な手法ではあります。

ただ、このようなストーリーが全て創作とまでは言わないですが、必ずしも額面通りに受け取る必要はないと思っています。

それでは、実際のところ、成功のためにはある程度失敗は必要なのか?

この問いに関しては、明確にNOです。

理由は単純です。

世の中にある稼ぐ・儲かるには、2つのアプローチがあります。

1つ目はとりあえず自分でやってみる

2つ目はきちんと勉強して、また再現性のある方法をコンサルやメンターに習ってやる。

そして、2つ目のアプローチを取った場合、失敗確率は格段に下がります

自分の例をお伝えしますと、5年前に脱サラを決意したとき、一種の流行りでサラリーマン大家さんというのがありました。サラリーマンの属性を利用して融資が受けられるので、それで収益不動産を購入しようというものです。

収益不動産ですと、管理も全て外注できるので、忙しいサラリーマンであっても副業的に非常に楽だというものでした。

そして、ご存知のようにこのブームに安易に乗ったサラリーマンの多くが、かぼちゃの馬車事件やスルガ銀行の不祥事に見られるように、銀行や悪徳業者に食い物にされました。

一方、自分的には、億規模の物件を好条件で獲得して運営するための自信が全くなかったので、不動産塾やコンサルを探し回り、著名なコンサルの方に直接指導を受ける機会を得ました。

当時の貯金からすればコンサル料は非常に高額でしたが、様々なロジックはもとより、良いと思った物件を片っ端から投げて良し悪しの判定をしてもらったので本当に救われました。

これがないと今頃は破産していたかもしれません。

変わりに、1年程度で全国に8棟資産獲得でき、無事に脱サラできました。

また、その後にも、WEB集客の塾に入りましたが、これはその後3年間セミナー集客含めて色々な場面で役に立っています。

そして、日経225オプションについても、かなり著名なトレーダーの方に個別コンサルを受けていまして、初月から高い収益を叩き出せています。

オプションの世界に入るときも、書籍やブログ、YouTubeで当初は独学していましたが、そもそも、ブログや書籍では細かいノウハウやトレード履歴の開示・説明は皆無でした。

そして、勉強したつもりでも、数百万円のお金を相場に投げ込み、現実のトレードに向き合うと、判断に非常に迷う点があります。自分の欲が出てくることもあるし、逆にビビってしまうこともあります。

このような時に、「ポジションを取っていいのか?」などを質問できる状態で何度も救われました。

このように、スキル習得に投資したものについては、過去一度も失敗・損したことはありません。

再現性のある手法を体系的に教えるのはとんでもなく面倒くさいですし、色々クレームなどのリスクもあることは承知しているので、最敬礼で学ぶことにしています。

このように、失敗経験もなく成功している人は、それを自慢しても良いことはなく、声高に情報発信をしていないだけで、たくさんいるということです。

そういうわけで、とんでもなく勉強をし、「再現性のある方法」の習得に投資をすれば、人生どん底みたいな失敗をせずに、成功の果実だけを初月から得ることができると思います。

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