トレード履歴(2021/8/17)

トレード履歴

こんにちは、佐伯です。

昨日、日経225オプションのポジションを6日ぶりに動かしましたので、シェアをいたします。

オプション取引は現物株や先物と違って、月に5-6回程度の取引、しかも1回あたり10分未満なので、自分の「自由時間」が莫大に増えるのが特徴です。

ターゲット利回りを毎月10%とすると、それに投下する労働量という観点からも、現存するあらゆるビジネスの中で最も効率が良いと思います。

前置きはこれくらいにして、。


作業としては、シンプルにコール(売)サイドが利確ポイントに達したので決済し、売りポジションをスライドさせただけです。

寄付前ポジション

9月限月コール(C売):29,125円 86円 3枚(-3)

9月限月プット(P買):28,125円 555円 1枚(+1)

9月限月プット(C買):27,625円 590円 1枚(+1

9月限月プット(P売):25,875円 96円 3枚(-3)

C29125 決済買い(@86→41) +3枚 +135,000円

C28625 新規売り(@93) -3枚

決済損益+135,000円 (今月中級トレード決済損益累計+9,000円)

現在ポジション

9月限月コール(C売):28,625円 93円 3枚(-3)

9月限月プット(P買):28,125円 555円 1枚(+1)

9月限月プット(C買):27,625円 590円 1枚(+1)

9月限月プット(P売):25,875円 96円 3枚(-3)

SQが「売り玉」の範囲内に収まった場合の想定最大損失

SQ値27,625〜28,125円:買い玉▲65万、売り玉+57万、決済損益+1万、合計▲7万

SQが「売り玉」の範囲内に収まった場合の想定最大利益

→SQ値25,875円:買い玉+111万、売り玉+57万、決済損益+1万、合計168万

シンプルなこの一連の作業で、想定最大損失は前回の▲23万から▲7万に、+16万円改善しました。想定最大利益も同様の金額で改善となっています。

執筆時点の日経平均が27,430円ですが、このまま9月10日のSQ日に日経平均が27,625〜28,125円の間であれば▲7万円は確定ですが、その幅から飛び出た分は利益になるということになります。あと約1ヶ月ほどこのレンジに収まり続けるというのはほぼあり得ないので、ここまでくれば、ほぼ「勝ち確定」となります。

ちなみに、仮にこのレンジに留まり続けた場合であっても、今回と前回で2回やったように売り玉を回転させて利益を取っていくので、実際は▲7万円で終わることなないと言っていいでしょう。

では、このポジションのリスクとは何か?

それはいうまでもなく、SQ値が、売り玉(25,875円と28,625円)を大きく飛び出ることです。例えばSQ決済日である9月10日までに日経平均が大暴落して24,000円になれば約200万円の損失となります。これはプットサイドにおいては、買いが1枚、売りが3枚と、売りが2枚多いので、仮に24000円までの下落を放置しておくと、差し引き2枚分が「損失無限大」のリスクに晒されているからです。

つまり、下落サイドを例にとると、このポジションの要諦は、

– 25,875円(=現在の価格から1590円の下)までは「下落して欲しい」。この時の利益は168万円。元本200万とすれば利回り84%で終了。

– それを超える下落は、そこからマイナスが膨らんで行くので「勘弁して欲しい」です。

つまり、「下落歓迎」、でも「暴落は勘弁して!」ですね。

日経平均の価格上昇についても、幅の違いはあれど基本的には同じです。

それでは、暴落(あるいは暴騰)に備えてどのような手を打つのか?

当然いくつかありますが、近々必ず行う手法が「期先両建て買い」です。これはおそらく次回のレポートでお見せすることになると思いますが、概略以下です。(ちなみに、「期近」とは今回の9月限、「期先」とは10月限を指します。)

1. 現在の売り玉の値幅は2,750円(28,625-25,875)です。値幅が狭ければ狭いほど、価格が上下にブレた際にそこから飛び出るリスクは高まります。この値幅は8月4日に建てた際は4,625円ありましたが、売り玉の利確からの移動(回転という)ごとに、狭まってきます。この幅がおよそ2,500円に到達した段階で期先の買い玉を1枚ずつ両建てします。

2. 追加の買い玉両建てのメリットは何かというと、現在のポジションは上下に2枚売りの方が多くてそれがリスクなわけですから、買いを1枚足すことによりそのリスクを軽減することができます。

3.それではなぜ、「期近(9月限)」でなく、「期先(10月限)」なのかというと、これは期近と期先の時間的価値の差を利用するからです。SQが近づくに連れて、期近の時間的価値はゼロに向けて急速に減少していく一方、期先の時間的価値は緩やかに減少していくので、万一の時に「売る」際は、期先のほうが高く売れるからです。

8月4日に建てたポジションが、たった12日を経過した段階でなぜ「すでにほぼ勝利確定」と言えるのについては、なかなか説明仕切れない部分もあるので、今後のレポートで証明をしていくことになると思います。

元本300万で月利10%とすれば、目標利益は+30万円ですね。

さて、どうなることやら。。

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