こんばんは、佐伯です。
本日の日経平均は500円幅の急騰となりましたので、昨日作ったポジションが早速利食いラインに乗りました。
昨日の説明の通り、今月は相場の上下への値動きが数年に一度レベルで激しいため、基本ポジションに加えて、新規ポジションを追加で組成しています。
従い、10月SQまでは、ブログでは今後「基本ポジション」と「新規ポジション」の2つを分けて解説していきます。実際はSBI 証券の一つの口座で複合的に運用しています。
【寄り付き前 基本ポジション】
10月限C30500 @480 -3
10月限P30000 @375 +1
10月限C28250 @505 +1
10月限P27500 @100 -2
10月限P24000 @10 +5
10月限C19000 @2 +25
P27500が利食いラインに達したので回転をかけていきます。
10月限P27500(@100→46) 決済買い +2
決済損益+108,000円
このまま一気の暴落はとりあえず回避とのことで、基本ポジションである買い玉:売り玉=1:3に戻し、3枚で新規売り。
10月限P28500(@83) 新規売り -3
実際は100円で建てて決済し、83円で売り直したので数万円の利益が出ています。また暴落に備えたP24000もいったん決済しました。こちらは数万円の損失。
諸々合わせて、本日の決済損益合計+121,000円
【現在基本ポジション】
10月限C30500 @480 -3
10月限P30000 @375 +1
10月限P28500 @83 -3
10月限C28250 @505 +1
10月限P28500 @83 -3
10月限C19000 @2 +25
SQが「売り玉」の範囲内に収まった場合の10月限の想定利益
→ SQ値28,500円〜30,000円:買い玉+82万、売り玉+169万、決済損益▲297万、合計▲46万
SQが「売り玉」の範囲内に収まった場合の10月限の想定最大利益
→ SQ値30,500円:買い玉+132万、売り玉+169万、決済損益▲297万、合計+4万
SQ値30,500円の想定収益が再びプラスに転じました。また、SQ値がそれ以下の場合の想定損失も昨日の▲68万→▲46万と改善しています。
SQまであと2週間もあるので、まだこれは途中経過ですが、SQ値が30,500円以下だと、当初のリスクであった「大暴騰による巨額損失」は回避できています。
次に新ポジションを見ていきます。
【寄り付き前 新ポジション】
10月限C31500 @30 +1
10月限P30500 @1150 +1
10月限P28500 @260 -3
こちらは昨日の損益関係をご覧になっていただければわかりますが、SQ値が30,500円をいくら突き抜けようとも損失は▲40万円。
一方、下落していけば数十万円~100万円以上の利益が取れる可能性があります。
本日、日経平均が急上昇したので、特殊な動きをしました。
10月限P28500(@260→84) 決済買い +3
決済損益+528,000円
1日でP28500のプレミアムが上昇により急激に減少したので、これを取りにいきます。
その上で、P29000に攻め上がりました。
10月限P29000(@135) 新規売り -3
【(新)現在ポジション】
10月限C31500 @30 +1
10月限P30500 @1150 +1
10月限P29000 @135 -3
基本ポジションでは、売り玉はP28500なのに、こちらはP29000まで攻め上がっています。
これは利益を取ることもそうですが、このポジションは基本ポジションに比べて下落に強いため、アットザマネーに近くなっても対処のしようがあるからです。
最大利益 SQ値29,000円:買い玉+32万、売り玉+41万、決済損益+53万、合計+125万
上昇時最大損失 SQ値30,500円以上:買い玉▲118万、売り玉+41万、決済損益+53万、合計▲25万
そして、本日の動きによって、わずか1日で上昇時の最大損失が▲40万→▲25万と減少しました。
これが昨日の記事で「上昇時の損失は売り玉の回転などでおそらくゼロ近くに持っていける」と述べたポイントです。
この上昇時の潜在損失▲25万円は、P30500の買い玉をどこかで決済売りすることにより、ほぼゼロにすることができます。もし、そのような事態となった時は、実際の動きをその時にまたお見せいたします。
このポジションに限って言えば、ここから日経平均が29,000円近くまで落ちてくれれば最高の展開になります。
そうなれば、基本ポジションの潜在的損失も合わせて消せるので、10月限は当初目標である「損益トントン」まで持っていけることになります。なぜ、損益ゼロでいいかというと、9月限ですでに月利23%と10月限の利益を先取りする形で2ヶ月分の利益を上げているためです。
中国の不動産バブルはとっくに崩壊しているので、どうせ破綻するなら今月に起こって欲しいものです(笑)。
今月はとにかく相場の変動要因が多いので、引き続き注意深く対処していきます。
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