こんにちは、佐伯です。
相変わらず、相場がほとんど動きませんが、11月12日のSQまで残り2週間となった時点で予定していた2セット目を投入して利益をほぼ確定しました。
本日はこちらの動きを解説いたします。
【11月限 1セット目ポジション】
C30000 (@120) -1
P30000 (1035) +1
C28000 (@855) +1
P27250 (@140) +1
P26750 (@95) -4
(註:C コール、P プット、+1 買いが1枚、-1 売りが1枚)
上昇時最大損失(SQ28000以上):▲12万円
最大利益(SQ26750):+163万円
ここまでは、先週から何も動かしていません。P26750がギリギリ利食いラインに乗っていないので完全放置です。
そして、以下の2セット目を追加しました。
【11月限 2セット目追加ポジション】
C30000 (@66) -1
P30000 (1090) +1
C28500 (@740) +1
P28000 (@150) -4
上昇時最大損失(SQ28500以上):+34万円(買い玉▲33万円、売り玉+67万円)
最大利益(SQ28000):+84万円(買い玉+17万円、売り玉+67万円)
SQまで残り2週間となった時点で、日経VI(ボラティリティ指数)は約22でした。日経VIが開始した2010年よりの全てのデータを洗いましたが、指数が23未満で1ヶ月以内に2000円下落する確率は1%、1000円下落は13%です。
残り2週間の算出はしていませんが、ざっくり半分以下とみて良いでしょう。
先週金曜日の原資産は29,000円なので、1回でも1,000円下の28,000円に到達する確率はほんの数%です。
これを踏まえて、今回の2セット目のポイントは以下の通りです。
プットセットで2000円幅という狭いレンジをとることにより、SQ27,750円以上は全てプラスとした。
現在の29,000円からいくら相場が上がっても利益の+34万円は確保。
逆に下がれば利益は増えていき最大利益は28,000円の時の+84万円。
SQ27,500円まで下がれば損失となるが、その前に「飛ばし」のテクニックで損失は回避可能。
そして、11月限の1、2セットを合わせた合成損益は以下の通りです。
SQ28,500円以上:+21万円
最大利益(SQ28,000円)+71万円
これに、相場の状況次第で、1セット目のプット4枚の回転を来週かければ、更に利益の積み増しが+20万円ほどになります。
今月は4回程度しかポジションを動かしていませんが、300万円の元本に対して、すでにほぼ利益が確定との状況になりました。
唯一のリスクは、1セット目のプット売り玉の回転をかけた後に、1500円以上の大暴落が来るというものです。
つまり、安全策を考えれば、11月限はもうこれ以上動かさずに、21-71万円の利益を取りにいく。それとも、更にリスクをとって+20万円程度の上増しを取りに行く、という「どこまで利益を取りたいのか?」の判断をするだけとなりました。
ただ、残り2週間と行っても、10月限のように大暴落がある可能性も当然にあるのであまり油断をせずにリスク管理を徹底していきたいと思います。
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