こんにちは、佐伯です。
先日、コンサルの先生とお話ししている時に、今回のポジションは「これって博打で、賭け金ゼロで利益をとるようなものですね!」と言っていただきました。
「賭け金ゼロ」とは、カジノでお金を賭けてないに等しい=「負けはない」、それなのに「利益」を得ることができるので、永遠にリスクゼロで勝ち続ける可能性があるポジションとも言えます。
今回は12月限の動きでそちらを解説していきます。
【12月限寄り付き前ポジション】
C29000(@590) -1
P29000(@1140) +1
C28000(@1150) +1
P27000(@145) +1
P26500(@105) -4
(註:C コール、P プット、+1 買いが1枚、-1 売りが1枚)
上昇時最大損失(SQ28000円):▲13万円
最大利益(SQ26500):+187万円
今週はプットセットを買い上がりました。
ただし買い上がる時に、1月限のポジションをベースに買い玉:売り玉=3:5にしました。
P26500(@105→38) +4 決済買い、268,000円
P27000(@145→54) -1 決済売り、▲91,000円
決済損益+177,000円
(12月限1セット目累計損益+500,000円)
P27500(@80) -5 新規売り
P28000(@120) +2 新規買い
【12月限1セット目現在ポジション】
C29000(@590) -1
P29000(@1140) +1
C28000(@1150) +1
P28000(@120) +2
P27500(@80) -5
上昇時最大損失(SQ28000円):▲4万円
最大利益(SQ27500):+144万円
今回の回転により、12月限はほぼ損益トントンとなりました。
更に、予定通り、12月限の2セット目を追加いたしました。
こちらは週の半ばにコールは29750で建てて、翌日に29375に下へ回転させたのでそのベースで記載いたします。
【12月限2セット目現在ポジション】
C30000(@330) -1
P30000(@635) +1
C29375(@485) +1
P28500(@160) +1
P28000(@98) -5
上昇時最大損失(SQ28000円):+2万円
最大利益(SQ28000):+189万円
こちらはプットの買い玉がP30000と1セット目より高い位置にあることとより、買い玉:売り玉=2:5として、プット1枚の経費を削減しています。
1セット目よりリスクは高いですが、仮に相場が27,500円まで下落してきた場合は、2セット目のプット5枚は27,500円に飛ばすので、その時点で両セット合わせて買い玉:売り玉=5:10=1:2となりかなり安全にプレイできます。
そして2つのセットの合成損益は以下の通りです。
(単位:万円)、右端がSQ毎の合成損益

上昇時最大損失(SQ29500円以上):▲3万円
最大利益(SQ27500-28000):+185万円
今週末の日経平均は29,750円でしたが、そこから2,500円まで下落(SQ27250)しても既に利益は確保していることになります。
これがこのポジションの「上昇、停滞は微益、下落は爆益」の意味です。
そして大きなポイントは、「上昇した相場は、いつかは下落する」ということです。それは今月ではないかもしれませんが、必ずいつかは下落します。そしてそこで大きな利益を狙うというものです。
上昇時の損失は既に▲3万円と、プットを1枚切るか、プットセットを1回転させれば消せる金額です。
つまり12月SQまであと3週間を残して、あっという間に「損失可能性はほぼゼロ」となりました。
このままマーケットが上昇あるいは停滞すれば微益でしょうが、どこかで下落してくれれば大きな利益を生みます。
これが冒頭に述べた「博打で、賭け金ゼロで利益をとる」意味となります。
このポジションは2セットで証拠金ほぼゼロですので、元本300万円だとあと1セット追加できる余裕はあります。
もしかしたら、来週あたりに追加で3セット目を入れるかもしれません。
それでは引き続きよろしくお願いいたします。
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