ポジションを組んだ瞬間に99%勝つ仕組みとは?

日経225オプション戦略

こんにちは、佐伯です。

本日は以下のような方に向けて書いています。

すでにオプションのベーシックトレード、もしくは簡単なトレードをやり始めたが、楽に利益が取れそう。

ベーシックトレードとアドバンストレードの本質的な違い知りたい

ポジションを組んだ瞬間に勝ち確定のような美味しい話に興味がある

このブログを書き始めて3ヶ月が経ちましたが、読者の中にベーシックトレードを開始された方がそれなりにいらっしゃいます。

11月限、あるいは、直近の12月限からが多いですが、先月からの相場では「絶対遵守6ルール」に従っている限り大負けは決してありません。というよりほぼ勝ちに終わっていると思います。

ベーシックトレードの場合は、相場にもよりますが、年平均で50%程度の利回りは取れます。それではベーシックトレードの弱点は何か?というと、以下の2つです。

相場が荒れると、損切りが多くなる

爆益が取れない。

この2つに尽きます。

日経は大まかで7-8割が通常相場、残りが荒れ相場と言われるので、いかに通常相場で取りこぼしなく利益をとっていき、また荒れ相場でのダメージを少なくするかがポイントです。

また、爆益が取れない、については、当然に「売り」は利益の上限が決まっているので、例えば「300万円1セットで100万円の利益」などは取れません。

冒頭の1つ目のポイントについては、通常相場では利益が楽に取れるのですが、損切りが重なった場合、あるいはもっと利益を狙いたい場合は、「買い玉」も組み合わせたアドバンストレードに移行する人が多いです。

そして、冒頭の2つ目のポイントについてですが、買い玉をいれる事による大きなメリットは、ベーシックトレードの弱点である「損切りの回数」を減らす、そして「爆益」を取れる可能性があるということです。

反面、最初のポジションの組み方は売り玉、買い玉の組み合わせで無限にあり、この点が難しいということ、更に、ポジションの前提として、自分の「玉サバキ」にどこまで自信、確信が持てるかということが非常に重要になってきます。

トレーダーは、自分のポジションを通常は開示しないものですが、このブログでは自分の整理や勉強も兼ねて発信しています。ただ、これをそのまま真似したからと言って同じ利益が取れるわけではありません。その裏には「玉サバキ」のテクニックや、実際の相場でそれを使える精神力みたいなものも必要です。

とすれば、逆にいうと、それらの条件満たすことができれば、限りなく「組んだ瞬間に勝ち確定」とも言えるポジションを組成できるともいえます。

ポジション組成のためには、とにかくあらゆる想定をエクセルで納得いくまでシミュレーションするのが必須ですが、会社員時代は投資銀行で市場分析や株価シミュレーション等をエクセルで散々やってきたので、この辺りがかなり得意な分野でして楽しみながらやることができます。

それに基づき、11月限の新ポジションからは、独自にポジションを開発していますが、これから紹介するものは現時点でその最終形となるのではと思っています。

11月12日(金)のナイトセッションで組んだポジションを紹介いたします。

【1月限現在ポジション】

C29500(@885) -1

P29500(@820) +1

C29000(@1210) +1

P28000(@390) +2

P27500(@300) -5 

(註:C コール、P プット、+1 買いが1枚、-1 売りが1枚)

必要証拠金30万円

残高マイナス:42万円

上昇時収益(SQ29000以上):+8万円

最大利益(SQ27500):+258万円

(単位:万円) 右端が各SQの損益

まず、「組んだ瞬間に勝ち確定」は相場の世界ではあり得ないので、「99%勝ち」という表現にしていますが、このポジションのポイントは、現在の日経平均29,500円から3,000円下の26,500円以上の場合は「どこでも利益」ということです。

仮に、1月SQ値が40,000円になろうとも、あるいはこのまま29,500円でもプラスです。

そして、仮に2000円下の27,500円まで落ちてくれば258万円のプラスです。

このポジションを組むための証拠金は?

なんと、30万円というギャグみたいな金額です。また残高のマイナス(買い玉の購入金額から売り玉の販売金額を控除したもの)は42万円です。

ということは、100万円を証券口座に入れておけばポジション自体は組めるということです。(ただ、相場が下落してくると証拠金が膨らむので100万円で現実的に安全という訳ではありません。)

なぜそのようなことが可能なのかですが、売り玉と買い玉の組み合わせで、限りなく必要経費や証拠金を削るように算出して組んでいるからです。

それでは、このポジションの最大のリスクは何か?

それは「相場の暴落」です。

例えば、26,000円まで下がってくれば、▲43万円の損失、あとは下がるたびに損失が膨らみます。

といっても、これは「売り玉」を保有しているトレーダーにとっては当たり前のことです。

ポイントは、「それへの対処ができているか?」ですね。

初級トレードでは対処の仕方は簡単で「予め設定した基準に従い損切り」するです。

それに対して、この新ポジションでは、「損切りは基本的にしない、売り玉の下への回転で利益を確保する」戦略を取ります。

そのために、買い玉:売り玉=3:5の枚数に設定しています。

「相場が下落すればするほど、プットの買い玉の潜在的利益が伸びていく、その利益と下落時の時間的価値の膨らみを原資として利益を確保していく」戦略です。

何のことか意味不明と思いますが、このあたりは、相場が27,000円を切るくらい下落してくると、実際のプレイをお見せできると思います。

かなり精神的にきついプレイですが、これをやり切ると「どんな相場でも勝てる」ことの証明になるので、是非とも暴落がきてほしいものです。

このポジションの損益勘定の狙いとしては、「上昇、停滞は微益、下落は爆益」というものです。

アドバンストレードに興味のある方は、結果がどのようになるか是非履歴を追っていって下さい。

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