利益をどこで諦めるかも重要

トレード履歴

こんにちは、佐伯です。

前回の投稿が5月18日で、相場が26,900円近辺の時でした。

投稿にあるように、1セット目を利確して損益ポイントを上にずらして「少しの下落でも利益を狙う」ポジションにしたのですが、なんとそこからほぼ2週間全く下がらず、上昇し続けるという最悪の展開となりました。

今週に入りSQまで2週間を切ったので、今月は利益を諦めて週初めにさっさと処理を行ったのでシェアをいたします。

【6月限2セット目寄付き前ポジション】

C26500(@650) -1

P26500(@690) +1

C26500(@660) +1

P24000(@120) +2

P24000(@115) -5

上昇時最大損失(SQ26500以上):▲37万円

最大利益(SQ24000):+214万円

【6月限3セット目寄付き前ポジション】

C27000(@460) -1

P27000 (@655) +1

C27000 (@455) +1

P25000(@125) +2

P25000(@125) -5

上昇時最大損失(SQ27500以上):▲28万円

最大利益(SQ25000):+173万円

2セット合計損益

上昇時最大損失 (SQ27000以上):▲31万円

最大利益(SQ25000):+319万円

ポジション移動

2セット目ポジション追加

P26500(@128) -1

3セット目ポジション追加

P27000(@280) -1

これでいつもの擬似スクエアに持っていって最終化したことになります。

【6月限2セット目最終ポジション】

C26500(@650) -1

P26500(@690) +1

C26500(@660) +1

P26500(@128) -1

P24000(@120) +2

P24000(@115) -5

最終損益:▲20万円

【6月限3セット目最終ポジション】

C27000(@460) -1

P27000 (@655) +1

C27000 (@455) +1

P27000(@280) -1

P25000(@125) +2

P25000(@125) -5

最終損益:+6万円 (SQ25000以上)

合計予想最終損益:+9万円(SQ25000以上)

(1セット目の最終損益+33万円を含む)

ここでポイントです。

6月SQは6月10日ですので、SQを2週間切った時点=5月27日あたりからプレミアムが急速に減少していきます。この減少速度は「相場が上昇していると加速」をします。

参考までにP27000の週足は以下の通りで、月曜の初め@440円→金曜日@57円と85%の減少です。この間、日経平均は500円程度上昇しただけでした。

最後の1-2週間で相場が大きく動く可能性があるので、どの方針が正しいかは各々の判断によりますが、私の一つの基準として、「相場が下落傾向になく、プット売りが2000円幅より下にあれば擬似スクエアに持っていき、当月は損益トントンを目指す」というものがあります。

今週月曜日は相場が27,000円を超えて大きく上昇したのを反映してプレミアムが急減していっており、3セット目のプット売りがP25000(2,000円幅より下)だったので、もうここで終了とのものです。

前回の投稿の損益展開表を見ればわかりますが、放置しても▲31万円で終わるポジションでしたが、この基準により単月はプラスで終了予定です(厳密には来週相場が暴落して25000を切ってくるとマイナスになる可能性があるのであくまでも「予定」)。

ここで、P25000売りのリスクが怖いという場合は、そのまま放置か、これも切って完全はスクエアにします。その分、もちろん利益は削られます。概算で▲6万円なので、不安をゼロにするコストと思えば安いものです。

現在の基本ポジションで重要なポイントは3つです。

いつどのポジションでエントリーするか?

下落時にどこまでコールの回転をかけて利益を固めるか?

上昇時にどの時点で損益トントンを目指すか?

基本ポジションでは、プット売りは原資産から2000-3000円下にセットしているので、「大暴落が来て突き抜けられるか?」については年に1-2回ある程度です。現にポジションを開示して今月で10ヶ月目となりますが、突き抜けられたことは1回であり、その月(2022年3月限)もプラスで終了しています。

上記3つの中で、一番難しいのは、今月にもあった上昇時の扱いになります。ただ、これができなくても損失は微々たるものなので、あまり気にする必要はない気もしています。

すでに7月限は組んでいますが、それは6月SQ後に開示いたします。

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