トレード履歴(ベーシック)#1

トレード履歴(ベーシック)

こんにちは、佐伯です。

本日は、一昨日より新たに開始した元手200万円トレード(ベーシックトレード)が、2日目でほぼ利食いポイントに近づいてきたのでその背景と戦略をシェアいたします。

当初ポジション

8月限月コール(C売):28,750円 87円 1枚(-1)

8月限月プット(P売):26,125円 99円 1枚(-1)

投下現金(元本):2,000,000円

必要委託証拠金:962,000円

Net Option Value(NOV):186,000円

上記の28,750円や26,125円は権利行使価格と言います。

2日前はオプションのATM(アットザマネー)が27,500円だったので、これはSQ日の8月13日までに26,126円〜28,750円幅(2,625円幅)に収まれば、186,000円を支払いますよと言うものです。利益額は186,000円。必要委託証拠金が962,000円とすると、「利益19.3%」が取れます。

なお、必要委託証拠金は、基本毎週のSPAN証拠金の変動、NOV(Net Option Value)により日々変動するので注意です。このあたりは「オプション戦略」の項で詳細に解説していきます。

また、上記の建玉は両方とも200円に達したら損切りとなるように、逆指値発注を入れています。よく、「オプションの売りは利益限定、損失無限大なのでやらない」という主張がありますが、それは単純にかつ機械的に損切り設定をしておけば良いだけ。

この値幅をとる戦略は、ショートストラングル戦略として広く知られていますが、そのほとんどは「SQ期日=決済日(今回は8月13日)まで祈りながら待つ」と言うものです。うまく上記の幅に収まれば186,000円がもらえるのですから、損切りと絡ませれば莫大な損失を被る可能性も低く、20%の利益を取れるので5回転くらいやれば元本(=証拠金)程度は回収できるというもの。

それに「半値決済&建玉スライド戦略」を絡ませて、さらに損失を抑え利益を早くとっていく手法を使うことが多いです。

この戦略の概略も「オプション戦略」で解説します。

本日は、上記2つのポジションが現時点でどのようになっているかを示します。

8月限月コール(C売):28,750円 50円 1枚(-1)

8月限月プット(P売):26,125円 120円 1枚(-1)

C売りが87円→50円とプレミアムが減少

P売りが99円→120円とプレミアムが増加

これはなぜかというと、直近2日で日経平均が下落しており、コール(C)の28,750円に8/12までに到達する可能性が低くなったと言うことで、その価値が減少。逆にプット(P)の26,125円に到達する可能性が高くなったのでプレミアムが増加しています。

今回は時間的価値についてはまだ2日目なので触れませんが、日数が経っていくとプレミアムは減少していきます。

売りの場合はプレミアムの減少は「利益」、増加は「損失」です。つまり上記の場合、C売で37円の潜在的利益が出ていることになります。

ここでの戦略的なポイントは、C売りのプレミアムが大体半値(87円→43円)になったところで利食いを行うと言うものです。現時点では50円なのでそのポイントは来ていませんが、このまま日経平均が上昇に転じなければ、現在の50円から落ちていき利確ポイントに到達することを期待しているわけですね。

そのような展開になった時の動き方は、後日解説いたします。

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現在の建玉

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