日経225オプションの最大の魅力

日経225オプション戦略

こんにちは、佐伯です。

今回は次のような疑問に応えようと思います。

日経225オプションと言っても、普通の株式投資や日経先物と何が違うの?

なぜ、収益が上がりやすい言えるの

一般人にとっては、オプショントレードと言っては難しいイメージしかなく、少し株をかじった人でも先物との区別がついていない場合がほとんどで疑問に思うのも無理はないと思います。

この記事では、オプションに特有の「時間的価値」というものを簡単に説明して、なぜそれが利益の源泉、稼ぎやすい理由となるのかについてお伝えすることにより、オプションの魅力を理解してもらおうと思います。

まず、いわゆる現物株ですが、例えば、記事投稿時点でソフトバンクの株価は7200円です。これが今後上がると思うなら買う、下がると思うなら売る、単純なゲームです。

対して、オプショントレードは、「XX日先に価格の幅がどれだけか?」を当てるゲーです。

記事投稿時点(7月23日)の日経先物の価格は27,625円ですが、これを例えば「8月13日まで(8月限SQ日という)に25,000円〜29,000円の幅」に収まると予測すれば現在の市況では、証拠金100万円で、当たれば12万円がもらえます。単純利回りで12%です。(実際は種銭として証拠金のみでなくその倍額程度は証券口座に入れた方が良いですがその話は後日。)

これだけでも、上記のソフトバンクと比べて、「勝てそう」と思いますよね?

さらに、面白いのは、8月13日が近づくにつれて、仮に今の27,625円が動かないとしても、この8月13日を待たなくても12万円まで到達はしないけれど、例えば1週間後に3万円など利確(現金化)ができると言うことです。

専門用語では、「売った建玉を買い戻す」といいます。

なぜこれが可能なのか?

今日が7月23日で、8月13日まで待てば潜在的に12万円の利益。これは残り3週間ですね。

それでは、1週間待って、仮に日経平均の価格27,625円が動かないとすれば、25,000円~29,000円に収まる可能性は高まりますよね?残り2週間なので。その利益をいつでも取れると言うことです。

ソフトバンクの現物株であれば、今日と1週間後で7200円が変わらないと、利益も損もありません。また、オプションとよく混同される日経平均先物も全く同じです。先物はソフトバンクの株の代わりに「日経平均」という商品があるようなものです。

日経225オプションは、その価格が今日と1週間後で27,625円で変わらなくても利益が取れます。

これを「時間的価値を剥ぎ取る」などとも言います。

もちろん、実際のマーケットは、上下に動くので、この場合は通常の株やFXのトレードと同じようにそれに合わせてトレーディングをしていきます。

つまり、まとめると、オプションと他のトレードの大きな大きな違いは、利益の根源は価格の上下に加えて、時間が立つだけでそれも利益になるということです。

来週からマーケットが開くと、実際のトレードをお見せしながら、どう利益をとっていくかシェアいたします。

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日経先物チャート

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