こんにちは、佐伯です。
週末から週明けにかけて、中国第二の不動産会社が破綻するかも?との憶測ニュースが入ってきました。本当だとすればチャイナショックの可能性がありますね。
前回記載したように、現在のポジションは「下落」に弱いです。1カ月で4000円幅の上昇にこれまで対処してきましたが、ここで相場が反転して暴落がきた日には、退場となるリスクがあります。
今のポジションは予想外の大暴騰にもかかわらず、現在の日経平均30,500円で10月SQを迎えれば、ほぼ損益ゼロとなるように組成していますが、SQ日の10月8日でまだ3週間もあるので、現在の30,500円がこのまま継続する前提で安穏とするわけにはいきません。
先月から今月にかけてわずか3週間で4000円幅近く上昇したことを鑑みれば、逆に振れた場合は4000円幅の下落もあり得べしとの想定でのぞむ必要があります。
この下落リスクに備えるため、以下のポジション移動をしました。
【寄付き前ポジション】
10月限C30500 @480 -3
10月限P29500 @350 -1
10月限C28250 @505 +1
先物mini10月限 (@29398) +5
10月限P29500決済買い(@350→240) -1
決済損益+110,000円
10月限P30000(@375) 新規買い +1
さらに、チャイナショックに備えて、遠くのプットをコスト10万円かけて買いました。
10月限P24000(@10) 新規買い +5
10月限P19000(@2) 新規買い +25
【現在ポジション】
10月限C30500 @480 -3
10月限P30000 @375 +1
10月限C28250 @505 +1
10月限P24000 @10 +5
10月限C19000 @2 +25
先物mini10月限 (@29398) +5
SQ値30,500円の場合の想定損益:買い玉+127万、売り玉+144万、決済▲323万、先物mini+55万、合計+4万
下落への対応という点から解説しますと、P29500(売)は日経平均が29500円以上で終われば35万円丸々取れますが、29500円を割ってくると100円下がるごとに▲10万円が発生します。つまり350円=29150円まで到達すると損益ゼロです。それ以下だと損失が膨らみます。
本日現在の日経平均は30,500円程度で時間的価値分だけ利益が取れるので、ここで+11万円の決済利益を出してこのポジションを解消しました。
更に、P30000(買)を入れました。これは何度も出ている「買い玉のねじれ」であり、上記のP29500(売)の解消と合わせて、10月SQ値が28250~30000の幅で終わった際の損失は、この2つの動きをする前と比べて数百万円の改善です。
なお、P24000、P19000のプット買い合計30枚はコスト10万円です。これは暴落が起こらなければ無駄になりますが、万一暴落が発生すると数倍~数十倍にプレミアムが膨れることもあります。まあこれは期待しないでおきます。
また、本日時点では、アドバンストレードの基本形であるプット売りを保有していません。仮に暴落が起こればプットのプレミアムは大きく膨れるのでそこがポジション保有の絶好のタイミングとなります。
このまま日経平均が上昇していけば、本日の動きはコストだけかけて全く無駄に終わるのですが、今後数週間も暴落に怯えながら過ごすのは精神衛生上よろしくないので今回の動きとしています。
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