12ヶ月で初の損失確定月となりました

トレード履歴

こんにちは、佐伯です。

8月限については、先週に仕上げました。

7月22日の投稿で「損失が確定するほぼ唯一の展開」をあげましたが、まさにその通りで着地しました。ただ年間収益から見たら「想定範囲の損失」となります。

まず、ポジション移動から見ていきます。

【8月限2セット目寄付き前ポジション】

C26750(@625) -1

P26750 (@570) +1

C26750 (@625) +1

P24750(@110) -3

上昇時最大損失(SQ26750以上):▲24万円

最大利益(SQ24750):+176万円

【8月限3セット目寄付き前ポジション】

C27500(@580) -1

P27500 (@485) +1

C27500 (@580) +1

P25500(@78) -3

上昇時最大損失(SQ27500以上):▲25万円

最大利益(SQ25500):+175万円

2セット合成損益(1セット目CLOSED損益含む)

上昇時最大損失(SQ27500以上):▲82万円

最大利益(SQ25500):+243万円

8月限については、1セット目は前回投稿の通りCLOSEして、3セット目を立てました。

まだ残り3週間あったので、損益分岐点を上にずらして少しの下落で利益を取れる状況を作りましたが、全く下落せず諦めて擬似スクエアに持っていきポジションをCLOSEしています。

2セット目ポジション追加

P26750(@130) -1

3セット目追加ポジション

P27500(@190) -1

【8月限2セット目最終ポジション】

C26750(@625) -1

P26750 (@570) +1

C26750 (@625) +1

P26750 (@130) -1

P24750(@110) -3

最終損益:▲11万円

【8月限3セット目最終ポジション】

C27500(@580) -1

P27500 (@485) +1

C27500 (@580) +1

P27500 (@190) -1

P25500(@78) -3

最終損益:▲6万円

3セット合成損益:▲50万円(1セット目CLOSED損益▲33万円含む)

ここでポイントです。

まず、8月限の相場環境です。

7月14日付けの8月限最初の投稿にあるように、1セット目は6月30日で相場が26,250円の時に組みました。

その後、ほぼ一度も下がることなく上昇していき、昨日が28,250円に達しています。

つまり、「1限月で下落のない2000円の上昇」という極めて珍しい月となっています。

私のポジションの基本は「一度でも500円幅下落してくれたら上昇時の損失はほぼ消せる」ところからスタートします。

そして、もし最初のポジションから上昇していった場合には、今回の8月限のように、それをCLOSEして上に建て直すことによりまだ損失ゼロの可能性を追求します。

ただ、結果的には、今回はこれも不発に終わりました。

相場が一方通行で上昇することは極めて稀なので、8限月はかなり珍しいケースと言えます。

この継続上昇時の損失を消すうまい方法はないのか?については、実は簡単で、売り玉をどんどん買い上がっていくことが答えです。

例えば、2セット目の例で言うと、相場の上昇に合わせて、P24750(@110)を決済して、P25500(@100)→P26500(@100)等のようにどんどん売り玉を上に回転していけば当然損益は改善します。

ただ、これには一つ条件があります。

「あらかじめ、反落しない確信がある」ことです。

そして、当然それは誰にもありません。

適当にやって痛い目を見かけたのがまさに7月限の最初です。買い上がっていき、いきなり3日で2000円の暴落にあい、無茶苦茶慌てました。結果的にはそこから上昇に転じたので助かりましたが、完全に相場に救われた形です。

従い、この継続的な上昇における損失は長期的な利益で消せるという信念の元、あまり気にしないのが私のポジション方針です。ただ、売り玉を全く動かさないのも芸がないので、9月限はある程度のルールを決めて対応していきます

もう一つ大事なことは、上昇による損失と下落による損失は全く意味が異なることです。

「上昇時最大損失」とあるように、上昇時の損失は有限になっています。一方、暴落でプットが突き抜けられた時は「下落時無限損失」となり、どこまで損失が膨らむかわかりません。

そして明らかに、「暴騰」と「暴落」を比べると、暴落が起こりやすいのが相場というものです。

このような複数の要因を考慮して、今のポジションを組成しています。

今月でやっと1年間累計損益が出ました。詳細は8月12日のSQ後にいつもの実績報告にまとめますが、1年累計で想定元本300万円に対するリターンは587万円(年利195%)で着地しています。

実際の運用額は昨年の後半に一気に300万円の数倍に増やしたので、累計リターンもこの数倍となっています。

9月限は、本日すでに1セット目のポジション移動を行なっていますが、それは8月SQ後に開示いたします。

それでは引き続きよろしくお願いいたします。

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