こんにちは、佐伯です。
本来は週末に更新するブログですが、クリスマスシーズンに入り停滞する可能性もあるので、早めに公開いたします。
今週月曜日に500円程度のそこそこ大きな下落があり、翌日にはあっという間に戻ってしまいました。
今回ブログで紹介しているポジションは、月曜日の500円の下落で、1月限の利益目標である月利10%はほぼ確実になりました。
一方、「売り」ポジションだけのベーシックトーレドでは、損切りにかかった可能性もあります。
「売り」だけと、「売り」「買い」両建てのポジションの違いは何か?
本日は、こちらを少し深堀りしてみます。
特にベーシックトレードのみの方にとっては、将来的に次のステージを目指すために非常に重要な内容となっています。先週末の記事と合わせて、何度も読み返して頂ければと思います。
それでは1月限から見ていきます。
【1月限1セット目寄付き前ポジション】
C29500(@885) -1
P29500(@820) +1
C28500(@765) +1
P28000(@390) +2
P27500(@300) -5
上昇時最大損失 (SQ28500以上):+34万円
最大利益(SQ27500):+234万円
【1月限2セット目寄付き前ポジション】
C29000(@405) -1
P29000(@910) +1
C28500(@665) +1
P27000(@260) +2
P26500(@185) -5
上昇時最大損失 (SQ28500以上):▲27万円
最大利益(SQ26500):+274万円
1、2セット合成損益
上昇時最大損失 (SQ28500以上):+7万円
最大利益(SQ26500,27500):+307万円
先週末の記事で、「相場が28000円まで下がれば、2セット目のコール(C28500)を下に回転させて反騰時の損益を更に積み増していく予定です。それにより上昇時最大損失を極力削っていきます。」と記載しました。
そして、月曜日にその通りの展開がやってきましたので、予定通り対処いたしました。
2セット目ポジション移動
C28500(@665→385) -1 決済損益▲280,000
C28000(@650) +1
1月限累計決済損益▲280,000円
たったこれだけです。
この結果、損益関係がかなり改善しました。
【1月限2セット目現在ポジション】
C29000(@405) -1
P29000(@910) +1
C28000(@650) +1
P27000(@260) +2
P26500(@185) -5
上昇時最大損失 (SQ28500以上):▲3万円
最大利益(SQ26500):+247万円
1、2セット合成損益
上昇時最小利益 (SQ28500以上):+31万円
最大利益(SQ26500,27500):+281万円
元本300万円で2セット組んでいますが、すでに上昇時の損失は無しなので、最大損失から最小利益に記載を変更しました。
そして、現在の相場である28,500円以上はどんなに上昇しても利益は31万円と目標の月利10%を達成しています。
そして相場が下落すれば、損益展開表にあるようにどんどん利益が増えていきます。最大利益は281万円です。
もちろん先日のオミクロン株騒動のように1日で1000円以上下落してくれば、万一突き抜けられた時のために、この最大利益を削って対処する可能性はありますが、まあそれはその時のことです。
そして、1月限に関しては、ポジション移動は実は今回が2回目で、1回目が1セット目のコールの下への回転、2回目が今回の2セット目のコールの下への回転です。
この「たった500円程度のコール買い玉の下への回転」により、上昇時のリスクをゼロにするシステムが今回開発したポジションの非常に重要な肝となります。
それでは、買い玉を使わない、売り玉だけのベーシックトレードはどうかというと、非常にシンプルで損切り設定にかかるか、かからないかだけです。
自分も以前ベーシックトレードやっていたからわかりますが、損切り設定にかかり、その後に上昇される今回のケースが一番ストレスなんですよね(笑)。
ただ、「何もやらなくてよかったじゃん!」となりそのまま放置する癖がつくと、そこが破綻への第一歩となります。
例えば、今回は28500→28000→28500と「たまたま」反発しましたが、28500→28000→27000→26000と暴落に繋がった可能性もあるわけです。なので、ネイキッド売りで損切りしないということは、ほぼギャンブルに等しいということになります。
個人的な感覚ですが、ベーシックトレードを2-3ヶ月やって、大損もしないけれど、なかなか利益が大きくならないことが気に入らない方は、アドバンスレベルのトレードに進んでいきます。
本来であればベーシックトレードで1年間くらいデータを取り続けてきて、年利で30-40%とるのを体感できればいいのですが、勉強が好きで、ある程度リスクをとっても年利100%以上を目指したいという方はその先があるということですね。
そして、つい数日前に建てた2月限ですが、これもあっという間に上昇時のリスクがゼロとなりました。
【2月限寄り付き前ポジション】
C28500(@780) -1
P28500(@905) +1
C28500(@785) +1
P26000(@275) +2
P26000(@273) -5
上昇時最大損失 (SQ28500以上):▲10万円
最大利益(SQ26000):+241万円
こちらも先週末のブログに「相場が下がってきたらコール買い(C28500)を500円下に移動するだけで、あっという間に最大損失が▲10万円からプラスに転じます。そして、今後2ヶ月の間に、全く500円も下がらないということは、あり得ないだろうということです。」と記載しましたが、あっさりとその展開となりました。
C28500(@785→615) -1 決済損益▲170,000円
C28500(@895) +1
2月限累計決済損益▲170,000円
【2月限現在ポジション】
C28500(@780) -1
P28500(@905) +1
C28000(@895) +1
P26000(@275) +2
P26000(@273) -5
上昇時最小利益 (SQ28000以上):+13万円
最大利益(SQ26000):+213万円
2月限は、損益展開表をみてわかる通り、たった1回のコールの下への回転で現在の相場から3500円下落した25000円以上はどこでも利益という状態を作り出しています。
なお、1月限も2月限も暴落して突き抜けられた時はどうするの?という疑問があると思いますが、それはほとんど心配していません。2月限で例え相場が24000円になったとしても「飛ばし」という技術でむしろ利益が増える可能性があります。
これがこのポジションの非常にユニークな点ですが、それはそのような事態が来たときにお見せいたします。
ということで、1月限も2月限も「もっと相場が下落してくれないかな〜」という感じになりましたが、まあこのままでも損失はないので特に気にしてもしょうがない感じです。
それでは引き続きよろしくお願いいたします。
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