こんにちは、佐伯です。
少し遅れましたが、5月限のポジションを開示いたします。
【5月限FSP現在ポジション】
C30000(@53) -7
C29500(@107) -1
C29000(@95) -1
P25500(@14) -15
【5月限1セット目現在ポジション】
C27500(@830) -1
P27500 (@760) +1
C26500(@890) +1
上昇時最大利益(SQ26500-29000) +169万円
下落時最大利益(SQ25500) +269万円
(単位:万円、右端が合成損益)
FSPの過去のポジション移動
P23000(@81→17) +15 決済損益+960,000円
P24500(@33) -15
P24500(@33→8) +15 決済損益+375,000円
P25500(@14) -15
C29000(@95→260) +1 決済損益▲165,000円
C29500(@107) -1
FSP累計決済損益+1,170,000円
1セット目の過去ポジション移動
C27500(830→550) -1 決済損益▲280,000円
C27000(@795) +1
C27000(@795→630) -1 決済損益▲165,000円
C26500(@890) +1
1セット目累計決済損益▲445,000円
本日時点の想定投資元本:5,219,000円
- ポジション組成の残高増減:▲37,000円(FSP783,000+1セット目▲820,000)
- 決済損益合計: +725,000 円(FSP+1,170,000 + 1セット目▲445,000)
- 必要証拠金: ▲5,907,000円
想定投資元本(1+2+3の逆数) = 5,219,000円
ポイントです。
全体的にはかなりリスクが高い状態となっています。
これは見てわかる通り、FSPのコール売り玉がC29000などにあるからですね。当初2枚あったのを今朝の上昇を踏まえてC29500に1枚飛ばしていますが、どこかでもう1枚飛ばさざるを得ない状況になると思います。
というより、とっとと飛ばさないといけないのですが、決済損失をケチって耐えている感じですね。
では、どうしてこうなったかというと、先月相場が26,500円あたりまで一気に下落した時に、4月限のP24500を切って、その一部を期先(5月限のC29000など)に飛ばしたわけですが、そこからの2,000円上昇をモロに食らっているというわけです。
4月限で何度も書いた「暴落リスクを暴騰リスクに転化します」ですが、その暴騰リスクが継続していることになります。
4月限はチキンレースをなんとか乗り切ったのですが、5月限でもあと1ヶ月のチキンレースに直面しています。
ただ、前回29,000円を突破したのは昨年の8月であるし、そこでも29,300円とつけて一気に落ちていったので、暴落に直面するよりはメンタル的にはかなり楽です。
かなり楽という意味は、暴落に直面した場合のようにここから数百万円の損失が発生する恐怖はほぼないためです。
プットサイドについては、コールと真逆で当初P23000に建てたのを上に回転をかけて、すでにP25500まで上がっています。原資産との差が3,000円ほどですので、ここらでしばらく打ち止めでしょう。
また、基本ポジションについては、前回4月限の暴落時にフタをしないで立てているので、当然コストが高くなっています。こちらもコールをC26500まで回転をかけているので、追加利益が発生し始めるのは、この26,500円を割った時となり、これが役に立つ状況はまずこないでしょう。
こう見ると、タイトルの「5月限は大きな利益は望めない」の意味がわかってくると思います。上昇時の最大利益+169万円は、C29000等のコール玉を切っていけば、どんどん減少する一方、それを補填するプットの回転余地はもうほぼありません。
基本ポジションに蓋をしてもいいのですが、P26500のプレミアムはすでに@35円なので、たった35,000円を取るために、万一の暴落リスクをオープンにするのはSQまでの残日数を考えるとさすがに早すぎると判断します。
SQ2週間前まではなんとかこのあたりで停滞してくれないかと、虫のいいことを考えていますが、このまま上昇継続されても30,000円をぶち抜くような材料がない限り、損失で終わることはないと思っています。
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