トレード履歴(2021/8/5)

トレード履歴

こんにちは、佐伯です。

本日から、日経225先物オプションのアドバンストレードの実践をシェアしていきます。

想定投資元本は300万円です。

現在ポジション

9月限月コール(C売):29,125円 86円 3枚(-3)

9月限月プット(C買):27,625円 590円 1枚(+1)

9月限月プット(P買):27,625円 655円 1枚(+1)

 9月限月プット(P売):24,500円 92円 3枚(-3)

投下現金(元本):3,000,000円

必要委託証拠金:548,000円

Net Option Value (NOV):687,000円

SQが「売り玉」の範囲内に収まった場合の想定最大損失

SQ値27,625円:買い玉▲125万、売り玉+53万、合計▲71万

SQが「売り玉」の範囲内に収まった場合の想定最大利益

最大利益(SQ値24,500円):買い玉+188万、売り玉+53万、合計241万

ベーシックトレードとの大きな違いは、コールとプットの売り玉の間に、ATM(アットザマネー)の買い玉を挟んでいることです。

買い玉:売り玉=1:1 ~ 1:4の間に設定します(今回は1:3)。

こちらの一つの特徴は、買い玉の購入費用が最初から発生しています。今回は(590+655)*1= 1245=125万円。つまり「125万円の損失」を抱えた状態でこの経費を売り玉の回転を使いひっくり返していくかというテクニックが絶対的に必要です。

それでは、ベーシックトレードと比べたアドバンストレードの優位性は何か?

それは、暴落、暴騰の際のリスクヘッジとさらに利益がどこまでも伸びる可能性があるということです。

ベーシックトレードの際は、回転を想定しない場合、最大利益が売り玉の合計プレミアムに限定されます。ところが、アドバンストレードは買い玉が入っているのでこの上限はありません。

一方、リスクは何かというと、売り玉をうまく回転させて買い玉の経費を補填しつつ、暴騰、暴落の際は、買い玉と売り玉の両方を柔軟に捌いていく必要があります。

ポジションを組んだら基本的にSQ精算日まで保有し続ける前提の初級トレードに比べて、難易度は数倍に上がります。うまくいけば利益も伸びますが失敗すれば損失も膨らむというものです。

また、売り玉には、基本的には逆指値による損切り設定はしません。つまり放置すれば損失無限大となります。相場の呼吸に合わせて縦横無尽に玉を捌いていく技量に全てをかけるというものです。

それでは宜しくお願いいたします。 

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