時間を金に変換する仕組み

トレード履歴

こんにちは、佐伯です。

3月限については、3日前に下落を期待して大きくポジションを動かしましたが、思惑に反して、ほとんど動いていません。

昨日のNYダウがほとんど動かず、本日の日経平均は若干の上昇となっています。

今週の金曜日がSQですが、日経相場には木曜日の米国株式市場の動きまでが大きく反映されます。

SQ日の金曜日の朝までは米国は残り丸々2日あります。

そして、丸々2日あれば、500~1,000円は簡単に動きます。

このような状況を踏まえて、3月限で最後のポジション移動をしました。

【3月限1セット目寄付き前ポジション】

C28000(@340) -1

P28000(@950) +1

C25000(@430) +1

P25000(@150) +2

P25000(@145) -5

上昇時最小利益 (SQ25000以上):+85万円

最大利益(SQ25000以上):+85万円

【3月限2セット目寄付き前ポジション】

C28500(@565) -1

P28500(@1190) +1

C25000(@430) +1

P25500(@305) +2

P24000(@105) -5

上昇時最大損失 (SQ25500以上):▲83万円

最大利益(SQ24000):+317万円

2セット合計損益

上昇時最小利益  (SQ25500以上):+1万円

最大利益(SQ24000):+201万円

(単位:万円、右端が合成損益)

損益展開表の通り、現在のポジションは大きく下落を期待するものとなっています。

逆にいうと、たった500円程度反騰されれば、今月の利益はほぼゼロとなります。

3日前はそれでも良いと思ったのですが、反騰でも利益を生むための動きをしました。

3月限2セット目追加:

C25000(@170) +1

【3月限2セット目現在ポジション】

C28500(@565) -1

P28500(@1190) +1

C25000(@430) +1

C25000(@170) +1

P25500(@305) +2

P24000(@105) -5

上昇時最大損失 (SQ25500):▲50万円

下落時最大利益(SQ24000):+300万円

2セット合計損益

上昇時最小利益  (SQ25500):+34万円

最大利益(SQ24000):+184万円

(単位:万円、右端が合成損益)

本日のポイントです。

寄付き前では、相場が25,500円以上に上昇された場合は利益が+1万円と、ほぼゼロでした。

今回は、SQ25,500が上昇時の最小利益で34万円、そこから上下ずれた場合、利益が膨らんでいきます。

つまり、反騰された場合でも、目標月利10%の利益30万円以上は確保したということです。

ここで注目するのは、C25000(買)のコストです。

3日前に反騰に備えてコール玉の回転をかけたときは、1枚あたり430円x 1,000= 43万円でした。それがわずか3日後には相場がほとんど動いていないにも関わらず、そのコストは170円x 1,000= 17万円と急減しています。

時間的価値の急激な減少。

オプションのプレミアムには、本質的価値に加えて時間的価値が加味されていますが、SQ前はこの時間的価値が急激に剥がれてきます。そして最終的にはゼロとなります。

同じ反騰に備えた、同じポジションなのに、コストが急減している。

これが何度か言っている「オプションに特有の時間を金に変える」ということです。

もちろん追加コストがかかっているので、最大利益は17万円削られていますが、わずかな金額です。

あと、2日で下落してくれれば、利益100万円超えはまだ狙えるポジションです。

一方、上昇されても最低30万円以上は確保できる。

明日は終日旅行で動けないので、3月限は本当にこれが最後のポジション移動となります。

結果は2日後の金曜日の朝となります。

それでは引き続きよろしくお願いいたします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました