SQ前に利益を10万円積み増す新しい試み

トレード履歴

こんにちは、佐伯です。

ほぼ連日の投稿となります。

本日は相場が反騰してきました。今週の安値28,200円から28,750円と500円近くの上昇幅となっています。

従来であれば放置なのですが、少しリスクを取って利益を積み増す試みを行います。

現在のポジションを編み出して以降、1回もやっていない方法です。

「コール売り玉の追加」です。

それでは見ていきます。

【9月限2セット目寄付き前ポジション】

C29000(@405) -1

P29000 (@575) +1

C28500 (@427) +1

P23000 (@8) -10

P24875 (@15) -10

P27000(@97) -3

上昇時最小利益(SQ28500以上):+18万円

最大利益(SQ27000):+168万円

(1セット目の損益▲2万円含む – ただしSQ26000以上)

(単位:万円、右端が合成損益)

3日前の投稿で、下落中だが「ここから反騰されたら嫌なのでちょっと早いですがキリのいいところで回転をかけました」としましたが、予想通り(?)に謎に反騰してきました。

コールの回転をかけていて良かったと思いますが、今回は欲張ってさらに利益をとりにいきます。

2セット目ポジション移動

P23500(@8→4) +2 

決済損益+8,000円(決済損益累計▲210,000円)

C29750(@37) -3

【9月限2セット目現在ポジション】

C29750(@37) -3

C29000(@405) -1

P29000 (@575) +1

C28500 (@427) +1

P23000 (@8) -8

P24875 (@15) -10

P27000(@97) -3

上昇時利益(SQ28500 – 29750):+29万円

下落時最大利益(SQ27000):+179万円

(1セット目の損益▲2万円含む – ただしSQ26000以上)

(単位:万円、右端が合成損益)

これで、SQ29750以下は、利益が29万円と3日前より11万円積み増しました。

ポイントです。

まず、今回初めてコール売りのポジションをとりました。正確には2021年10月限まではあるトレーダーのポジションをベースにしておりコール(売り)を取っていたのですが、2021年11月限から独自に今の形態に変更しており、それ以降で初めてということです。

先月までは、上昇、停滞相場は「そのまま放置かプットの売りを回転させる」しか行っていませんでした。なぜなら、2021年10月限で途轍もない上昇相場でやられかけた経験から「コールの売りは入れない」としていたためです。

実際に、先月にもし最初からコール売りをプット売りのように入れていたら、継続的な2~3000円単位の上昇により売り玉を大きく突き抜けられて、数百万円単位の爆損となっていたはずです。

つまり、依然としてリスク管理の点から、現在のポジションが最高に安全であると言えます。

それでは、なぜここであえてリスクを取るのか?

それは「相場環境鑑みて、29,750円を突き抜けられる可能性は極めて低い」との判断です。

ここで本日付けのスクショをご覧ください。相場が30,000円にタッチしたのは昨年の10月で最後、およそ10ヶ月間達していません。

また、直近2ヶ月は29,000円近辺で何度も下に跳ね返されており、ここに大きな抵抗線があることが分かります。

さらに、現在のマーケットの意見として「暴落する」意見は多くあれど、「暴騰する」は皆無と言って良いでしょう。

最後に、一番重要なのは「SQまで残り2週間」という期限の短さです。これが残り1ヶ月だと何が起こるかわからないのでNGです。

このような中「残り2週間で、30,000円近辺に到達するのか?」とした場合、それは限りなくゼロであろうというものです。

次に、「なぜ、P23000(売り)を2枚切って、C29750(売り)を3枚建てたか?」ですが、これは単純にSBI証券の売り玉の制限枚数(=売り玉は50枚まで)のためです。

こちらもスクショ(一番下の2枚)しますが、実は前々回投稿時に、期先である2022年10月限も20枚建てていました。期先については混乱するといけないので通常はその限月にポジション報告をしておりこちらもその予定でしたが、今回簡単にシェアするとP20000(@10) -10、C32000(@31) -10、10月限の合計潜在利益+41万円です。

この期先を含めると、前回投稿時点で売り玉は49枚となっており、今回プレミアムがほとんどカスのようになっていたP23000の2枚を切り、C29750の3枚を入れてちょうど50枚にしたということです。

最後に、なぜC売り玉は3枚だけなのか?ですが、これは10枚にすると、29,750円は原資産より1000円程度上なだけであり証拠金が莫大に膨らむことと、もちろん万一の急上昇に備えて3枚程度でおさめたということになります。

ここ2ヶ月間は、相場は28000~29000の極めて狭いレンジで推移していますが、どちらに大きく動く可能性が高いかというと、完全に下だと思っています。

そして、このまま停滞していくと、残り2週間を切った来週からC29750(@37円)のプレミアムは一気に減少していくことになります。

同じ相場環境の場合、1週間後にはプレミアムは@10円程度になっている可能性が高いです。

このように「プレミアムが大きく減少していく残り2週間では、プット売りを買い上がるのではなく、逆にコール売りを追加して利益を伸ばす」という手法も相場環境に応じて使っていきたいと思います。

ここからの理想はもちろん引き続き、「下落」です。28,000円を切ってくるようであれば、利益100万円超えも見えてくるのですが、こればかりはいつものように相場次第ということになります。

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