こんにちは、佐伯です。
先週は、前の週の大暴落からの下落継続と反転上昇が2転3転して、やりにくい相場でした。
週の半ばにカフェでスマホを見ていたら15分くらいの間に、500円以上下落して行って市場にパニック売りが起こり、こちらもついコールの買いを切って大暴落に備えました。
とすると、いつの間にか収まりまた、翌日にコール買いを入れ直すということをやってしまいました。
後から見ると単に経費が削られて損益関係が悪化しただけですが、その時はおそらくほとんどのトレーダーが似たような動きをしたのではと思います。
相場は、停滞→大きく動く→停滞→大きく動くを、短期でも長期でも繰り返していきますが、ギリギリのところでこれが起こるとかなり神経を使うことになります。
それでは見ていきましょう。
【12月限1セット目寄付き前ポジション】
C29000(@590) -1
P29000(@1140) +1
C28000(@1150) +1
P28000(@120) +2
P27500(@80) -5
上昇時最大損失(SQ28000円):▲4万円
最大利益(SQ27500):+144万円
【12月限2セット目寄付き前ポジション】
C30000(@330) -1
P30000(@635) +1
C28750(@470) +1
P28500(@160) +1
P28000(@98) -5
上昇時最大損失(SQ28750円):+37万円
最大利益(SQ28000):+162万円
今回も結果的には、動かしたのは2セット目のコール買いのみです。
C28750(@485→250) -1 決済売り
決済損益▲235,000
C28500(@380) +1 新規買い
C28500(@380→180) -1 決済売り
決済損益▲200,000
P28250(@390) +1 新規買い
2セット目決済損益累計▲875,000
ここで見てわかるように、P28500を建てて、決済してと後から見ると無駄な動きをしていますが、相場が荒れている時はこの程度は普通です。
結果として、2セット目は以下のポジションとなりました。
【12月限2セット目現在ポジション】
C30000(@330) -1
P30000(@635) +1
C28250(@390) +1
P28500(@160) +1
P28000(@98) -5
上昇時最大損失(SQ28500円):+51万円
最大利益(SQ28000):+126万円
(単位:万円) 右端が合成損益
ここで、先週末と大きく違うのは、直近の日経平均先物(金曜日のナイトセッション)が27,790円とすでに28000円を下抜けていることです。
仮に、買い玉を保有していない初級トレードだと、数百万円の爆損の可能性もあります。
そして、週末に暗号通貨、ビットコインが一時期20%安となりました。
米国のテーパリングやらオミクロン株などで、週明けには更に下落することが予想されます。一部では週明けの暴落予想も飛び交っています。
1、2セット目合成損益で見ても27500を切ってくると、一気に苦しくなるのが分かります。
その場合どうするのか?
ここで、突き抜けられた時には、単なる損切りではなく、「敢えてインザマネーにしてアットザマネーに立て直す」という戦術をとります。
これは買い玉の本質的価値の伸び、買い玉:売り玉の比率、時間的価値の膨らみなど複数の要素がうまく組み合わさった時にのみ使える、上級テクです。
ただ、一時的に損失が膨らむのでメンタルもやられますし、残高不足で一気に破綻に追い込まれることもあります。
金曜日の12月SQまで、残り5営業日となりました。
このままで5日間停滞してくれれば100万円超えの利益となりますが、そんなに都合良くいくはずもないので、久々にメンタルを削られることになるかも知れません。
結果は翌週末となります。
それでは引き続きよろしくお願いいたします。
コメント