【2022年度は年利290%で終了】

日経225オプション戦略

こんにちは、佐伯です。

本日は12月限のSQでして、予定通り+104万円で着地しました。

2022年度が終了したので簡単に総括と今後の方針をシェアいたします。

<通算損益>

本日投稿した【2022年12月限実績】にある通り、想定投資元本300万円のポジションは16ヶ月累計で+10,410,000円、2022年度の12ヶ月累計で+8,680,000円となりました。

利益の源泉となる想定投資元本300万円ベースで年利290 %です。

<全体戦略>

2022年度前半は、買い玉:売り玉=1:3の基本ポジションをベースに利益を積み上げてきましたが、懸念点として2点あり、「売り玉がネットで2枚裸なので暴落で突き抜けられたら損失になる」、「上昇され続けるとマイナスになる」です。

前者については「飛ばし」などでマイナスとはなりませんでしたが、メンタル的にきつい場面が2-3ヶ月に1回はやってきました。また後者については2022年8月限の単月損失の通りです。

2022年度後半は、上記2点を解決すべく、買い玉:売り玉=1:1とすることで突き抜けリスクをゼロとし、さらに、売り玉2枚が減少したことの利益減少を補填するために、遠くの売り玉を保有する戦略としました。

結果的にはこれが功をそうし危なげなく利益が取れています。

<想定投資元本額の変更>

2023年度より、想定投資元本を500万円に増額します。理由としては大きく2点です。

まず、1点目は単純に累積利益が膨らんでいるので、それを考慮したものです。

2点目に、2022年度後半から始めた「遠くの売り玉」を今後も継続的に保有するからです。売り玉を多く取れば必然的に必要証拠金、想定投資元本は膨らんできます。

なお、想定投資元本を以下定義します。

  • 毎限月の利益を稼ぎ出すため証券口座に最低限入れておく平均的な資金額であり、先物オプション余力がプラスであるベース。「平均的」の意味はSQまでの残日数や相場状況により余力は常に変化するためです。

  • 相場が荒れた場合や期先ポジションを多く持った場合は、瞬間的にこの金額を飛び出ることはある。

実際にいくらの資金を用意するのかについては、各々の資金量や性格、相場を見る頻度によります。証券口座に想定投資元本相当額のみを入れておき、追証がかかった時に追加すれば良いとの考えや、余力を気にするのがストレスなので予め2-3倍を証券口座に入れておくという人もいます。

個人的には、想定投資元本の2倍程度は相場変動に備え、予め証券口座に入れておくのを推奨します。500万円が実際の利益の源泉(=想定投資元本)、500万円が予備資金の合計1,000万円のイメージです。口座にあるこの予備資金は結果的にはほとんど使わないので、どちらかというと保険の意味合いが強いです。

なお、2022年前半にあるような、基本ポジションのみのアドバンストレードは証拠金はほぼゼロなので、この想定投資元本相当額を証券口座に置いておけばトレードはできます。

また、ベーシックトレードのみで開始する場合でも、資金的に余裕がなければ焦る必要は全くなく、ポジションを減らしても年利100 %(月利8-9 %程度)で回せば、1年後には資金は倍になるので、雪だるま式に資金は増えていくことは当ブログで示している通りです。

それでは、2023年度も引き続きよろしくお願いいたします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました