新手法の改良版で12月限を組みました

日経225オプション戦略

こんにちは、佐伯です。

10月1日に投稿したシンプルな新手法で11月限は攻めていますが、相場と非常に相性が良いです。

進捗は「トレード履歴」で週末に投稿します。

そしてこの1週間色々思考錯誤して、更にポジションを改良しました。

しかも、12月限をもう昨日組んでしまいました。

【新手法12月限現在ポジション】

12月限C29000 @590 -1

12月限P29000 @1140 +1

12月限C28000 @1150 +1

12月限P25500 @215 +1

12月限P25000 @165 -4

(註:C コール、P プット、+1 買いが1枚、-1 売りが1枚)

【解説】

まず、基本は黄色でハイライトしたプットセットです。

こちらは11月限の新ポジションのコンセプトのままです。日経平均より少し上のディープインザマネーの買い(P29000)とかなり下のアウトオブザマネーの売り(P25000)を組み合わせることにより、相場上昇への最大損失を予め確定させます。

下落に際しては、買い玉の伸びでカバーしますが、大暴落が来るとカバーしきれないので買い玉:売り玉=1:2~1:3が理想です。

それにも関わらず、今回売り玉が4枚入っており、これだと買い玉:売り玉=1:4となり見かけの収益は上がりますが、暴落で突き抜けられたら一気に損失が膨らみます。

そしてそれをカバーするのが、P25500の1枚の買いです。これ1枚があることにより、突き抜けられた時に、買い玉2枚:売り玉4枚=2:4=1:2となり、下がれば下がるほど収益が大きくなるという不思議な現象が生まれます。この理由は「時間的価値の膨れ」を利用するためです。ちょっと難しいので詳細は割愛します。

最後に、2つのコールセット(C29000(売)とC28500(買))を最初から入れることにより、上昇時の最大損失額をさらに減少させる効果を生みます。

【収益性】

上昇時の最大損失(SQ28000以上):▲26万円

最大利益(SQ25000):+325万円

運用方針としては、最大利益を削って最大損失をプラスにひっくり返しにいきます。これはいつものプレイと同じで、売り玉と買い玉の回転をかけていくことにより容易に達成できます。

ベーシックトレードをすでにやられている方はお分かりと思いますが、本日も相場が急上昇しており、その場合、コールの売り玉が損切りラインに引っかかる可能性があります。

オプションの値幅は上に狭く下に広いのが通常ですので、コールの売りは先月にもあった相場の急上昇ではすぐに危険ラインに達します。

従い11月限からはコールはスクエアにして上昇リスクを取らないポジションにしています。

そして、当初の11月限も昨日に追加の玉を入れて、これと似たポジションに変更しました。

実際にどのように利益に持っていくかは、11月限、12月限とも毎週のトレード履歴でお見せします。

なお、12月限はほぼ1ヶ月はいじらない予定ですので、基本的にまずは11月限のみとなります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました