トレード履歴(2021/9/6)

トレード履歴

こんばんは、佐伯です。

かなりの暴騰相場がやってきました。

菅首相の退陣表明からの爆上げです。

久々に、先生と話したところ、「こんな暴騰相場はここ10年でアベノミクス以来だ」とのこと。

現在のアドバンストレードは、コロナショックでも継続的に利益を挙げおり、暴落には比較的強いです。

これは、通常、同じプレミアム100円を取りに行く場合、プット(売)の方が、コール(売)よりも下にくるためです。

逆を言うと、数年に1回しかない大暴騰相場が唯一弱いところです。

そして、これが先週から来ています。

さらに、悪いのは、9月限は既にスクエアにしておりノーリスクですが、10月限のコール(売)が裸で、しかも10月限なので、通常やる期先買い(この場合11月限)の買い玉はコストが高くて使えないことです。

ということで、先生に言われたのは、「これが起こりうる最悪の事態です。これをいかに巨額の損を出さずに乗り切れるかでマーケットに長期的に生き残れるかの分かれ目です」とのこと。

実際、今回の暴騰により、かなりのトレーダーが、先物、オプションに限らず、追証は当たり前で、かなりの損失を計上し、市場から退場して行っています。

さて、こういう時にどう動くかやっていきましょう。

【9月限について】

9月限C28250 @79 -1

9月限P28125 @555 +1

9月限C27125 @475 +1

9月限P27125 @96 -1

SQ値28,250以上: 買い玉10万、売り玉18万、決済損益38万、合計65万

9月10日のSQまで28,250円を下回ることはもうないでしょうから、この65万円は確定です。

9月限単月では、300万円の投下資金に対する利回りは21.7%となりました。

【10月限について】

寄付き前ポジション

10月限C29500 @94 -3

10月限C28250  @505  +1 

10月限P27250  @980   +1

10月限P25750  @92   -3

ここで、朝の寄り付き時点ですでに29500円近辺に来ていました。

C29500(売)がネットで2枚のリスクがあります。

これの手当をするために、先物を使いました。

先物mini10月限 (@29398) +5

先物はラージとミニがあり、ラージは1枚の玉、ミニは0.1枚の玉。ミニを5枚買ったので0.5枚の買い玉相当となります。

これで、上昇に対して、ネット2枚のリスクを1.5枚にしています。

さらに、プット(売)の回転、加えて、反落へのリスクを回避するためにコストを大きく使って一気にプット(買)を引き上げていきます。この辺りは過去に何度も出ている手法です。

10月限P25750決済買い(@92→52) +3  

決済損益+120,000円

10月限P27000新規売り(@110) -3

10月限P27250決済売り(@980→115) -1

決済損益▲865,000円

10月限P29250新規買い(@590) +1 

合計決済損益▲745,000円

現在ポジション

10月限C29500 @94 -3

10月限P29250  @590  +1 

10月限C28250  @505  +1

10月限P27000  @110   -3

先物mini10月限 (@29398) +5

SQが「売り玉」の範囲内に収まった場合の10月限の想定最大損失

→SQ値28,250〜29,250円:買い玉▲10万、売り玉+61万、決済▲75万、合計▲23万

SQ値29,500円:買い玉+16万、売り玉+61万、決済▲75万、先物mini +5万、合計+7万

約75万円という損失を計上したにも関わらず、SQ値が売り玉の範囲内に収まった場合の最大損失は前回の▲93万から▲23万と70万円改善しました。平常時であれば利益トントンが狙えるレベルです。

これが前回のトレード履歴で、「9月限は10月限の利益を先食いしているから、10月限は利益トントンを狙う、両方の月合計で、月利10%ベースを狙う」という意図です。

ところが、「アベノミクス以来の大暴騰」のため、そんなレベルは狙えずなんとか巨額の損失を避けることが最優先となります。

C29500の1.5枚のリスクにどう対処するか?ですが、いくつかのシナリオがあります。

これは、今後の履歴を追ってください。

引き続き宜しくお願い致します。

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